斜め45度からの理説

どこにも転がっていない理論や方法論を語ります。

文章作成に必要な3つの思考法

人は文章を書く前に、必ず思考する。その意味において、文章は思考を投影したものと言えるだろう。優れた文章を書きたければ、思考力を鍛えるしかない。では、思考力を鍛えるにはどうしたらいいのか。一つに、優れた思考の型に倣うと良い。 今回、種々ある思…

頻繁かつ顕著に表れるバイアスと回避方法

人は、自身の持つ思い込みや先入観により、情報を間違って解釈したり、偏った情報だけを見て、さらに思い込みを強固にしてしまう。その結果、客観的に物事を見ることができなくなり、事実誤認や偏見を有した意見を述べるようになる。こうした事実誤認や偏見…

記憶に残る読書術

大抵の本は、一読して終わる。翌日にはその内容のほとんどを忘れている。無用な本であれば、そんな読み方でも構わないだろう。だが、良書に出合えたなら、その内容を頭に留めておきたい、自分の血肉にしたいと誰もが思うはずだ。「何度も読み返そう」と思い…

文章作成に必要なものは「文章力」ではない

前回、哲学者ショウペンハウエル氏の著書『読書について』を題材に、出版業界の問題点を浮き彫りにしてみた。 今回は、「文章作成」について、ショウペンハウエル氏の言葉を借りながら綴っていきたいと思う。では、始めから核心を突く言葉を紹介しよう。 「…

1851年出版の『読書について』が出版業界の問題点を鋭く突いている

久々に名著に出合えた。哲学者ショウペンハウエル氏の著書『読書について』だ。本ブログでは2回に分けて本著を紹介していきたいと思う。第一回目は、出版業界についての記述を紹介しよう。 読書について 他二篇 (岩波文庫) 作者: ショウペンハウエル,Arthur …

文系か理系かに分ける意味はない

「自分のこと文系だと思う? それとも理系?」このような質問を私は何度か聞かれた経験がある。あなたもあるかと思う。私は決まって「しいて言えば理系だけど」と返答をする。往々にして相手からは「文系だと思った。読書家だし、経済や政治への関心も高いか…

「まだ日本で消耗しているの?」が来る日まで

「将来、海外に移住するわ」とある一流企業に勤めている友人から出た言葉だ。彼は着実にキャリアアップの道を歩んでおり、時折、私と意見交換や雑話をする。移住する理由は、「日本に将来がない」「いる意味がない」という考えからきている。私は別言して聞…

素人が無理して芸術を語らなくたっていいんだよ

私はショパンが好きだ。聴いているだけで不思議と心が安らぐ。散歩中や移動中、イヤホンで聴く音楽はショパンと決まっている。雨天の憂鬱な時間や退屈な休日にも部屋にこもり聴いている。一通りクラッシックを聴いてきたが、ショパンが一番肌に合うようだ。…