斜め45度からの理説

どこにも転がっていない理論や方法論を語ります。

人生観

夏休みの過ごし方(宿題のやり方)は、人生の縮図である

子どもなら、誰しも心を弾ませた「夏休み」。だが一つだけ、楽しみに水を差す存在があった。「夏休みの宿題」だ。夏休みの宿題をどう処理するのかには、大きく分けて3通りある。1,夏休みの前半で片付けて、後半思いっきり遊ぶ。2,計画を立てて、毎日少しず…

パチンコ狂いの人間よりも自分は利口だと言い切れるのか?

「きっとオツムが弱いんだろうな」パチンコにうつつを抜かしている人を見ていると、ついそう思ってしまう。勝っただの負けただのと騒いでいる暇があるのなら、バイトに充てたほうが堅実に稼げるし、勉強に充てれば将来の収入となって返ってくるかもしれない…

何のために勉強するのか

学生時代、誰もが「何のために勉強するのか」「何の役に立つのか」といった問いを持った経験があるだろう。実は私も、この問いへの答えが見出せず、ドロップアウトしてしまった口である。大人になってからも、「なぜ勉強するのか」といったテーマを扱った書…

「まだ日本で消耗しているの?」が来る日まで

「将来、海外に移住するわ」とある一流企業に勤めている友人から出た言葉だ。彼は着実にキャリアアップの道を歩んでおり、時折、私と意見交換や雑話をする。移住する理由は、「日本に将来がない」「いる意味がない」という考えからきている。私は別言して聞…

寿司職人が何年も修行するのは、本当にバカな行為なのか

1年前、ホリエモンこと堀江貴文氏が運営する「ホリエモンチャンネル」で放映されたQ&Aが物議を醸した。(2014年12月26日放送)視聴者の質問「コロンビアで寿司屋を開きたいのですが、どう思いますか?」ホリエモンの回答「いいんじゃないですか。寿司アカデ…

大学生の読書時間ゼロは、思考力に大きな弊害をもたらす

2016年2月24日、全国大学生活協同組合連合会が発表した生活実態調査によると、読書に充てる時間を「ゼロ」と答えた学生は45.2%にのぼり、調査を始めた2004年で最も高い結果となった。一方、スマートフォンに充てる1日の平均利用時間は155.9分。 この調査結…

好きなことを仕事にするよりも大切なこと

傍から見ると、私は好きなことを仕事にしている。しかし、本当は順番が逆。“仕事にしていたら、好きになった”が正しい表現だ。今私は、マーケティングコンサルタントをしている。元々は、親父の会社を立て直そうと思い、死に物狂いで勉強していたら、マーケ…

自分と、自分の人生の変化を楽しむ

成長よりも変化を好む。私はおそらく、そういう人間だ。「成長」は、自己研鑽や修練を惜しまず、能力や知識、人間力の向上に励む、尊い行いである。やがてそれは、人生に充実感や達成感を与えてくれるだろう。「変化」は、それとは趣が違う。既知や既存の能…

言葉との出合いが人生を変える

あなたには、心の支えとなる言葉があるだろうか?世間ではそれを、「座右の銘」や「人生訓」などと言うのかもしれない。私には、今もなお、心に残っている言葉が二つある。今回は、その話をしたい。中学校3年から高校1年までの約1年半、私は空手を習っていた…