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斜め45度からの理説

どこにも転がっていない理論や方法論を語ります。

実店舗型ビジネスに効果的なFacebookマーケティング

ビジネス インターネット

Facebookを眺めていると、料理の写真がよく目に入る。
特に女性は、ちょっと豪華な食事や可愛いデザートなどの写真をシェアする傾向がある。おそらくそれは、男性と比べて女性のほうが共有意識が強いからである。昔から、「女性は男性より口コミする」とも言われるのもそのためだ。

最近では、「口コミ」という言葉はあまり聞かなくなった。代わって「シェア」「バズ」「バイラル」などの言葉が風靡している。SNSの流行りを受け、企業はこぞってFacebookページを作り、「いいね」を集めたり、シェアしてもらえる記事を書こうと躍起である。
だが、期待と努力も空しく、えてしてその取り組みは失敗に終わる。「お店のページを作ったけれど全くビジネスに結び付かない。最近は、ほとんど投稿していない」と意気消沈している担当者も多いはず。

失敗に終わる理由は、Facebookマーケティングの取り組み方を誤解しているからだ。実店舗型ビジネスをしている企業は、巷の流行っているFacebookマーケティングを取り入れても上手くいかない。いい記事を書いても意味はないし、映える写真を投稿しても一時的に“いいね”が集まるだけだ。実益に繋がることはほとんどない。なぜなら、実店舗か無店舗かによって、Facebookマーケティングのあり方は180度異なるかただ。
では、実店舗型ビジネスはどうFacebookマーケティングに取り組めばいいのか。それについて解説しよう。

 

 

実店舗型ビジネスのFacebookマーケティング

実店舗型ビジネスであれば、Facebookページをあえて作る必要はない。ましてや、必死に運用する必要もない。それよりも注力しなければならないことがある。それは、来店されたお客に自社の商品やサービスをいかにシェアしてもらうか、だ。

重要な点なので、言い回しを変えてもう一度言おう。
実店舗型は、自社のFacebookページを通じて商品・サービスを周知させるのではなく、お客のFacebookを通じて、商品・サービスを周知させるのだ。
伝わっただろうか?

自社のFacebookページに注力するのではなく、お客にシェアしてもらうことに注力する。そのほうが口コミ力は増し、認知や集客に貢献する。

 

 

シェアの原理は、口コミと同じ

シェアといっても、その原理は口コミと同じだ。
人は、人と共有したい“話題”を見つけた時、口コミをする。つまり、実店舗型ビジネスは、いかに話題を提供できるかどうかがシェアのカギを握っている。

たとえば、定食屋がキャラ弁ならぬキャラ丼をメニューに加えたらどうなるだろうか。多くの人はキャラ丼の写真を撮りFacebookに投稿するはずだ。
大切な点は、「今ある商品・サービスをいかにシェアしてもらうか」ではなく、「シェアしたくなる商品・サービスを用意する」と考えること。そして、できれば写真を撮りたくなるものが良い。写真は情報量が多く、また、ニュースフィードに上がりやすいからだ。
黙っていてもお客が写真を撮ってシェアしてしまう、そんな話題を提供できれば、勝手にそのお店の商品・サービスは広がっていくはずだ。これが、実店舗型ビジネスが取り組むべきFacebookマーケティングなのである。

 

 

Facebookの特徴を活かす話題作り

気づいている人も多いだろうが、Facebookはリア充自慢の場である。言い換えれば、Facebookは自慢をシェアする場なのである。
これを逆手に取り、話題作りに活かすのもいいだろう。ちょっとした特別感や珍しさ、高級感を提供できれば、自慢したくなるはずだ。
私もたまにお洒落なバーに足を運んだ際は、写真を撮ってFacebookにアップする(だって、たまにしか行かないんだもん)。

ほかにも口コミを促す要素はいくつもあるが、Facebookにのみ言及すれば、先ほどの“自慢したくなる気持ち”を上手く刺激するのが有効だ。
※ほかの要素を詳しく知りたい方は、私の教材「口コミ&紹介設計法 教材CD」を参照して欲しい。

実店舗型ビジネスは、店舗の中にこそ、Facebookを活用する答えがある。決して、ページの運用だけ上手くなってもお客は集まらない。
ちなみに、無店舗型ビジネス(士業や制作業)は、巷で教えられているFacebookマーケティングを施行しよう。Facebookページでブランディングを図り、良質な記事を投稿して「いいね」を集め、シェアを促す。
※無店舗型についてのFacebookマーケティングは、私の教材「ゼロから事業を軌道に乗せたFacebookマーケティング」を参照して欲しい。

このように、ビジネスを区別してFacebookに取り組むことが大切なのである。

 

 

まとめ

ビジネスの形が違えば、当然、マーケティングの形も変わる。
なんでも一緒くたに語ることはできない。実店舗型は話題性のある商品・サービスを。無店舗型は話題性のある良質なコンテンツを。このように、実店舗と無店舗では注視する点が異なるのだ。
ぜひ、自社のタイプを見極めて、Facebookページを運用してもらいたい。