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斜め45度からの理説

どこにも転がっていない理論や方法論を語ります。

セミナー集客&運営ノウハウ | セミナーを成功に導く12の教え

理論・方法論 ビジネス

セミナーを開催して収益化を図りたい、または、ビジネスの仕組みの一部に取り入れたい。そう考えている士業やコンサルタントに向けて書いたのが今回の記事。
私のセミナー経験を元にした、セミナー集客と運営ノウハウについてまとめてみた。

では早速、ノウハウを紹介しよう。

 

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1. セミナーの受講者は8~16名集まれば十分

セミナーを開催する人は、大勢の人を集めたがる。セミナー受講料による収益が目的なら、それでもいいだろう。しかし、その後に控えるバックエンドを販売するつもりのセミナーであれば、大勢を集めることは必ずしも良い結果をもたらすとは限らない。往々にして、その逆の結果となる。

受講者は16名集まれば十分だ。いやその半分、8名でもよい。小さな会場で参加者との距離の近いほうが講師の熱意は伝わりやすい。満足度も高くなり、バックエンドの販売にも繋がる。

一度に大勢集めて、数多くの契約を得ようなどと欲ばる必要はない。1回のセミナーで50名集めるよりも、5回に分けて10名ずつ集めるほうが、結果的に契約数は多くなる。セミナーは、効率より効果を重んじるべきなのだ。そのほうが、あなたのビジネスに与える収益は格段に増すだろう。

 

 

2. 関連セミナーは同日に行う

私は最近、SEO対策とCV対策のセミナーを同日に企画した。同じWEB系のセミナーのため、両方に参加申し込みをする人が半数以上いる。もし、これらのセミナーをそれぞれ別の日に開催していたら、こうはいかなかっただろう。

もし、あなたの持ちネタの中に、関連性のあるセミナーが複数あれば、同日に開催することをお勧めする。各セミナー時間が3時間以内であれば、1日に2つは行えるはずだ。
当日、片方のセミナーしか申し込まなかった人も、受講後の満足度が高ければ、もう片方のセミナーも受講してみようと考える。同日でなければ、こうした機会を拾うことはできない。

2つのセミナーを開催すれば、移動や会場手配などの手間も省けるうえ、収益にもプラスに作用する。日を分けてセミナーを開催するより、同日にできないかと一考してみてはいかがだろうか。

 

 

3. セミナー集客に使える媒体

セミナーを開催するうえで集客は肝心だ。一人も集まらなければ、これほど悲しいことはない。
セミナーの集客をする際、活用できる媒体はそう多くない。私が特に活用しているのは以下の4つ。これらすべてを上手く活用できれば、10人ほどはすぐに集まるようになるだろう。

 

  1. ブログ読者
  2. メルマガ読者
  3. FBイベント
  4. FB広告


解説しておこう。

1と2は、ハウスリストへのアプローチとなる。リストを集めるには、数ヶ月の運営期間が必要だ。起業後すぐに使える手ではないが、1年以上ブログなどを運営している人にとっては集客の柱となりえるだろう。

3と4は、Facebookを活用した集客となる。まず3のイベント機能について。Facebookにはイベント作成という機能がある。この機能を使ってイベントを作り、FBで繋がっている友達にセミナーの招待(告知)ができる。だが、友達の数が少なかったり、関係性が浅い友達ばかりでは、集客は順調には進まない。

そこで役立つのが4の「FB広告」だ。
Facebook広告を使えば、全くの関わりのない人たちへアプローチすることができる。告知文や価格が適切であれば、FB広告だけで満席にすることも可能だろう。
適正価格については、こちらのページを参照


このほかにも、SEO、PPC広告、DM、チラシ、ポスターなどがある。ただ、これらの手段はコストがかかるため、まずは、先ほど紹介した4つの手段を実施してからにしよう。

 

 

4. 最低3回、できれば5回告知する

セミナーの集客をするには、告知は重要だ。告知しなければ人は集まらない。
当然、告知の内容も大切だが、それと同等以上に大切なことがもう一つある。それは、告知の回数だ。

告知を一度するだけでは、大して人は集まらないだろう。二度三度と繰り返し告知をして、ようやく人は重い腰を持ち上げてくれる。この告知の回数を侮ってはいけない。一度の告知と三度の告知では、集客数は7割ほど変わってくる。特にメルマガやブログなどの無料媒体は、何度告知しても費用は発生しない。必ず、再三告知するようにしよう。

次に、告知するタイミングだ。
まずは、90日前と70日前に告知ではなく、予告をする。以下のような具合に。


90日前⇒「○月○日の△△で、□□セミナーを開催します。申し込みは、60日前から開始します……」

70日前⇒「今、着々と準備が進んでいます。セミナーの内容を少し紹介すると……。では、10日後、セミナー案内を送ります。お楽しみに」


次に告知だ。
告知は、60日前、30日前、7日前に告知をする。以下のような具合に。

60日前⇒「お待たせしました。□□セミナーのご案内をさせていただきます……」

30日前⇒「まだ、残席があります……」

7日前⇒「これが最後のご案内です……」


人には、何度も告知されて動く人と、当日ギリギリになって動く人がいる。前者を動かすためにも、3回は告知する必要がある。また、後者が忘れてしまわないためにも3回告知する必要があるのだ。
告知は3回。ぜひ、このルールを守って集客に活かしてほしい。

 

 

5. セミナー集客の推移を知る

セミナーへの集まり方には独特の癖がある。「太く細く太く」だ。
60日前から受け付け開始した5000円以内でセミナーであれば、告知後の15日間に最終集客数の30%が集まる。その後はぽつぽつと緩やかに申し込みが入り、+50%が集まる。最後の15日間に+20%が集まる。30:50:20と覚えておけばいいだろう。

ただし、セミナー価格が10,000円ぐらいの高値になると、割合が変わってくる。およそ、20:50:30になる。前半が減り、後半が増えるようになるのは、高値のため決断が遅れることが原因だろう。

この推移を知ることで、おおよその集客人数が予測でき、不安や焦りがだいぶ和らぐ。経験を重ねれば、告知一週間で集まる人数のおおよその目途が立つようになる。

 

 

6. 受講料は前入金にさせる

セミナー受講料は、当日回収しない。前入金してもらうのが好ましい。理由は二つある。

一つ目の理由は、正確な参加人数を把握するため。今、FBのイベント機能でセミナーを集客する人は多い。だが、FBのバグなのか押し間違えなのか分からないが、参加する意思がないにも関わらず、「参加ボタン」を押してしまう人が一定数現れる。ひどい場合は、3割を超えることも。こんな調子では、参加人数を見誤ってしまう。それを回避するためにも、入金確認が取れた人のみを参加表明と判断するのが好ましい。

二つ目の理由は、受付の手間を省くためである。当日、受講料を回収するとなると、どうしても人手がかかる。後ほど解説するが、セミナーは講師一人でも運営することが可能だ。そのためにも、受講料の回収の手間は省きたい。一人人員を増やす分コストがかさんでしまう。
正確な人数把握と人員コストの削減のためにも受講料は前入金にしておこう。

 

 

7. 受付は無人にする

受け付けは無人で運用する。やり方は簡単だ。
会場の入り口前に机を置き、「受付」と記したプレートを1枚立てておく。机上には、参加者の一覧表を置き、受付に来た参加者にチェックをしてもらう。チェックをし忘れる人は、ほとんどいない。これで無人による受付が可能となる。

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前記の“受講料は前入金”と合わせれば、受付に人を置く必要は一切なくなる。これで、一人でセミナーを開催できるというわけだ。

 

 

8. プロジェクターは自前する

プロジェクターは自前しよう。そのほうが安価で済む。
会場で借りると、レンタル料で1~2万円もの費用が請求される。時代錯誤も甚だしい金額だ。2~3回のレンタル料でプロジェクターが一台買えてしまう。しかも、出てくるプロジェクターは古い型とくる。おそらく、10年ほど前に高額な費用を払って導入したため、レンタル料も高くなっているのだろう。今は、安価なプロジェクターでも10年前のそれを凌ぐほどの性能を誇っている。

私が愛用しているのは、「EPSON プロジェクター EB-S12」。今は後機「EPSON プロジェクター EB-S18」が発売されている。価格も手ごろなため、今後3回以上セミナーを企画する予定があるのであれば、購入しておいたほうがいいだろう。

EPSON プロジェクター EB-S18 2,900lm SVGA 2.4kg

EPSON プロジェクター EB-S18 2,900lm SVGA 2.4kg

 

 

「プロジェクターを運ぶのが面倒」と思う人もいるだろう。そんな人に提案したいのは、プロジェクターの配送である。その際、活躍するのが、アルミ製のカメラケースである。私が実際に使用しているのはこれだ。

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やだ、なにこれ、ピッタリ♪


プロジェクターを入れて余ったスペースには、電源コードなどを入れておける。
カメラは精密機器のため、ケースも頑丈にできている。クッションが付いており、配送しても問題ない。運送会社に渡す際は「精密機器」と記しておけば丁寧に配送してくれる。

 

 

9. セミナー風景は撮影しておく

セミナー風景は、後のために撮影しておこう。実績などに使える。
ただ、一人でセミナーを運営している場合、撮影者がいない。その際は、会場の係員にお願いするか、ビデオカメラを回しておき、後で動画を画像に変換するといいだろう。
ちなみに、写真は会場の後ろから撮影する。講師の顔が写り、受講者の後ろ姿が映る構図だ。そうしておかなければ、肖像権の問題が絡み、ネット上にアップできない。

 

 

10. 感想用紙を集める

セミナー終了後、アンケートをお願いする主催者がいる。「セミナーの満足度」などを1~5点の間で評価してもらったところで、正直言って、あまり役に立たない。特に自主セミナーであれば、なおさらだ。それよりは、感想用紙を配り、感想を記入してもらったほうが後に活きる。

たとえば、同テーマのセミナーを数ヶ月後に開催するとしよう。
その際の告知文に、「前回のセミナーに参加された方の声」として、感想内容を紹介できる。具体的な感想は、読む人の参加意欲を湧かせる。アンケートの回収結果を見せられても、参加意欲は湧かないだろう。

それと、感想用紙には、必ず用意してもらいたいチェック欄がある。それは、WEB上などへの「公開」「非公開」の許可だ。
「公開してもよい」「非公開でお願いします」「感想のみ公開してもよい」の3択用意する。特に3番目の「感想のみ公開してもよい」は重要だ。「公開」「非公開」の2択では、半数近くが「非公開」を選んでしまう。だが、「感想のみ公開してもよい」があれば、非公開を選ぶ人は半減する。

セミナー実績を目に見える形に残して次に活かすのも、セミナー運営で大切なことだ。点ではなく線で繋げるセミナーをしよう。

 

 

11. セミナーを録画・録音して販売する

セミナーは必ず録画か録音をしておこう。なぜなら、後で販売することができるからだ。
セミナーはその性質上、開催地の近くにいる人しか参加できない。そのため、商圏はかなり限定的になる。しかし、映像・音声の編集作業を行い、DVDやCD化できれば、全国に販売することが可能となる。商圏は一気に数千倍に広がる。自社のWEBページで販売してもいいし、Amazonに出品してもいいだろう。

さて、ここで9と10でお伝えしたノウハウが意味を成してくる。
DVDなりCDを販売する際、セールスページが必要になる。その際、セミナー風景や参加者の感想があれば、商品は売りやすくなる。

もし販売することに意味や益を感じなければ無料でYoutubeにアップするという手もある。WEBサイトへ誘導する一つの間口として動画を活用することも可能だ。
どちらにしろ、一度のセミナーを点で終わらせずに線で繋ぐ案として覚えておくといいだろう。

 

 

12. 「情報商材」と謳わない

DVD、またはCDを販売する場合、「情報商材」と謳ってはならない。ご存知の通り、「情報商材」という名前には、きな臭いイメージが付き纏っている。これは、過去に情報商材屋どもが散々人を騙してきた結果だ。そのため、情報商材を敬遠する人が後を絶たない。

セミナーを録画・録音した商品は、「情報商材」ではなく「セミナーDVD(セミナーCD)」として売り出す。事実、参加者を集めて開催したセミナーであり、受講料もいただいている。この事実を基盤に、情報商材と一線を画すことができる。また、セミナー写真や感想があれば、信憑性が高まる。

セミナーDVDの価格は、セミナー受講料と同額が上限だろう。ライブ感はないため、何割か安くして売り出すのが妥当である。



以上が、私の経験を元にしたセミナー集客と運営ノウハウだ。
まだまだセミナーに関するノウハウはあるが、またの機会にしよう(いつになるかは分からないが)。

 

関連ブログ

 

 

 

筆者のセミナー集客講座

セミナーを満席にする案内文の書き方

非常識な”Facebookページ運用方法

 

 

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