斜め45度からの理説

どこにも転がっていない理論や方法論を語ります。

理論・方法論

断糖高脂質ダイエット(金森式)で−8kgに成功! 脂漏性皮膚炎も治った

断糖高脂質(別名 金森式ダイエット)とは、糖質を1日5g以下、基礎代謝に必要なカロリーの大半を脂質・油から摂るダイエット法。考案者は金森重樹氏。Twitter上でのサロンでは、金森氏による啓蒙が行われ、実践者が日々の体重や体調を報告しあっている。「#…

「面白い!!」と言われるエッセイの書き方

自身の経験や考えを言葉で表現したい。そう考え、エッセイ(随筆)を書き始める人が増えている。しかし、いざ書き始めると、「エッセイの定義やルールってあるの?」「エッセイには、決まった型があるの?」といった疑問が湧いてくる。そんなエッセイにまつ…

「なぜ?」の問いで抽象化できるとは限らない

ツイッターを眺めていたら、自己分析の一環として自分の過去をノートに書き記し、アップしている人たちを見かけた。それも、ただ過去を書き記すだけではなく、「なぜ?」と問いかけ、抽象化に励んでいる。どうやら、昨年発売されたある書籍がきっかけで、大…

「馬鹿」とは状態ではなく、むしろ姿勢にある

「その人を知りたければ、その人が何に対して怒りを感じるかを知れ」 ミトおばさんが教えてくれたオレの好きな言葉なんだ。オレには、2人が怒っている理由はとても大切なことだと思えるんだ。(アニメ『HUNTER×HUNTER』 ゴンの台詞より) HUNTER×HUNTER モ…

漢字暗記を4カ月続けた結果、加速的暗記法を見出した

「あれっ、漢字が書けない」そんな経験をしたことはないだろうか。これを読まれている、ほぼ全員が経験していると思う。手で漢字を書く機会がめっきり減り、「読めるけど書けない」という状態に陥っているのだ。元々私は漢字に明るいほうではないのだが、小…

道徳的思考が視野狭窄にしてしまう

何か事件が起きるたび、日本人はすぐに善悪で考える癖がある。物事を善悪で考えてもいいのだが、問題なのは「善悪で思考したら、それ以外の視点で考えなくなる」という点である。私はそれを「道徳的思考の弊害」と呼ぶ。違法サイト『漫画村』を例に挙げてみ…

正しいやり方(情報)を知るだけで、ダイエットも勉強も超効率化する

糖質制限を始めて2ヶ月弱、-5kgの減量に成功。この調子でいけば、目標体重まで4カ月あれば達成できる。糖質制限を始める前、カロリー制限を幾度も試みた。だが、1日1500カロリー以下に抑えているにも関わらず、一向に体重は落ちなかった。断酒もした。1日90…

抽象化思考力を鍛える3つの方法&類推思考力を鍛える4つの方法

本記事は、抽象化思考と類推(アナロジー)思考の鍛え方について解説している。興味があれば一読して欲しい。 抽象化思考と類推思考を鍛えよ 類推とは、事象Aを抽象化してその構造(特徴や要点)を見出し、類似する事象Bを見つけ出して結びつけることである…

文章作成に必要な3つの思考法

人は文章を書く前に、必ず思考する。その意味において、文章は思考を投影したものと言えるだろう。優れた文章を書きたければ、思考力を鍛えるしかない。では、思考力を鍛えるにはどうしたらいいのか。一つに、優れた思考の型に倣うと良い。 今回、種々ある思…

頻繁かつ顕著に表れるバイアスと回避方法

人は、自身の持つ思い込みや先入観により、情報を間違って解釈したり、偏った情報だけを見て、さらに思い込みを強固にしてしまう。その結果、客観的に物事を見ることができなくなり、事実誤認や偏見を有した意見を述べるようになる。こうした事実誤認や偏見…

文系か理系かに分ける意味はない

「自分のこと文系だと思う? それとも理系?」このような質問を私は何度か聞かれた経験がある。あなたもあるかと思う。私は決まって「しいて言えば理系だけど」と返答をする。往々にして相手からは「文系だと思った。読書家だし、経済や政治への関心も高いか…

正論を唱えても、「はい論破」できない理由とは

今回は、安保法案を例に「正論」について語りたいと思う。 私は、正義がいくつもあるように、正論もいくつもあると考えている。なぜなら、立脚点の数だけ論が立てられ、論の数だけ正論も立てられるからだ。※立脚点とは、よりどころとする地点。考えたり行動…

書籍との比較から見えてくる、情報商材の作り方・売り方

先日、知人からこんな質問を受けた。「情報商材って、今後どうなると思いますか?」。通常のコンサルティングでは、こんな質問は出てこない。私が相手をする人たちは、もうすでに商材を持っているか、これから作ろうとする人たちばかりだからだ。利害関係の…

えっ!? 一つのスキルを極めれば生き残れるって、まだ信じてるの

近年発行された書籍を読んでいると、二つ以上のスキルを持つ必要性を説く記述をよく目にする。それだけ、ビジネスの最先端を行く人たちが一つのスキルでは生き残ってはいけないことに気づき始めている兆候だろう。私も、一つの専門領域でスキルを磨きさえす…

類推思考とハイブリッド思考を身に付けろ

約2年前から私は、「○○よりも△△」ではなく、「○○も△△も大事」と一見対立する事物を両立するように心がけている。たとえば、「機能性かデザイン性か」ではなく、機能性もデザイン性も両立した商品を目指せばいいと考える。同様に「具体的か抽象的か」ではなく…

「才能よりも努力」「努力できるも才能」は、嫉妬の表われ

前回のブログ記事で、「アイディアに価値はない。行動にこそ価値がある」は、愚かな論だと述べた。その理由に挙げたのは、アイディアと行動は二つでセットであり、それを対立させること自体ナンセンスであるという自説。たとえるなら、ナイフとフォークのど…

論理的思考法は、問題解決に不向きである

コンサルタントという仕事柄、私は人一倍、論理的思考法(ロジカルシンキング)を学んできた。そのうえで言えることは、論理的思考法は問題解決に不向きである、ということだ。 「えっ、論理的思考法って、問題解決するために使うんでしょ」と、驚く人もいる…

話の通じない馬鹿は、本当に馬鹿なのか

以前、Facebookを見ていたら興味深いブログ記事がシェアされていた。内容を要約すると、「化粧品に使われている化学物質は安全である。なぜなら、厳密な検査を経て安全性が確認された物質だからだ。化学物質が危険で無添加が安全というのは誤りだ」と。ブロ…

ポジティブとネガティブ、どっちが正しい考え方なのか

あなたは、物事をポジティブに考える人だろうか? それとも、ネガティブに考える人だろうか? 今回は、心のあり様や考え方について私の持論を紹介する。 以下の話を聞いたことはないだろうか。 アフリカに靴を売る話 靴を販売する営業マン2人が現地調査をし…

誰でもダイエットが長続きする、たった二つの技法

ダイエットを始めて早2ヶ月。現在、-4kgに成功。過去にも-26㎏に成功した経験があり、体重を落とすことは朝飯前といった感じである。ダイエットが上手くいく背景には、私が編み出した二つの技法がある。この技法は、ダイエットに限らずほかのことにも応用が…

ノウハウを無料公開するほど収益に繋がる3つの理由

私は、自身のノウハウをWEB上で無料公開して集客に活かしている。おそらく、私以外のコンサルタントも、WEB上にノウハウを公開して集客に繋げているはずだ。ここでジレンマが生じる。「ノウハウで飯を食っているのに、ノウハウを無料公開したら、おまんまの…

短所は直す必要はないが、欠点は直す必要がある

私が考えるに、長所と短所は表裏一体である。たとえば、「思い立ったらすぐに行動する」という長所は、言い換えると「人の忠告を聞かない」とも言える。「納得するまで仕事をする」という長所は、言い換えると「融通が利かない」とも言える。長所も短所も、…

大人の感性を育てる方法

「子どもは、大人より感性が良い」とする説は、脳科学的には間違い。大人になるほど感性は育まれる。なぜなら、感性とは情報量だから。詳しくはこちらのページで解説している。 感性を日常的に鍛える方法がある。それは、“小さな物事に意識を傾ける”だ。別言…

アイディアが生まれ、考えがまとまるノート術

世の中には、様々なノート術がある。先日も書店に寄った際、ノート術コーナーが目に留まった。数冊立ち読みで、さらりと目を通してみたが、どれも個性に富んでいて面白い。 どの書籍にも、提唱しているノート術の事例やサンプルが載っている。文字も図形もイ…

目標達成の方法論を、自説と科学で説いてみた

年が明けて7日。年始に目標を立てた人も多いはず。元々私は目標を立てない主義だが、今年は行動目標を立てて一年を過ごしてみることにした。とはいえ、私が立てた行動目標は、3ヶ月先までしかない。一年間の目標ではないのだ。なぜ、一年間の目標にしなかっ…

みんなの責任は、みんなを無責任にする | 傍観者効果の果てに

起業当初、私はある運送会社と契約の話を進めていた。毎回、打ち合わせに来る担当者が違うため、その都度、一から説明しなくてはいけなかった。面倒に感じた私は、運送会社に電話して尋ねてみた。「うちの担当はどなたになりますか?」と。すると窓口からは…

ノウハウをWEB上に書いても、ノウハウは盗まれない

知人から、こんな質問をされた。「WEBサイトにノウハウを書いて大丈夫なの?」と。私が教材を通じてノウハウを売っているにも関わらず、ノウハウをWEBコンテンツとして記述していることを心配しての言葉だった。私は「全部出してないから大丈夫」と答えた。…

人生で大切なことは、すべて「読書」から教わった

本を読む。変哲もないありふれた行為だが、人生の縮図がそこにある。読書は、読む人の人生観を映す鏡である。同時に、人生を学ばせてくれる良き教師でもある。本から人生の教訓を学べるが、「読書」そのものからも教訓は学べる。今回は、私が読書から学んだ…

セルフブランディングは、『自己プロデュース力』から学べ

最近流行りの言葉「ノマド」「フリーランス」「SOHO」が代表するように、企業に属さず個人で働く人が増えてきた。それに伴い、「セルフブランディング」「パーソナルブランディング」といった、個人のブランディングを促す言葉も散見するようになった。私も…

「適材適所」だけでは不十分。「適数適時」も心掛ける

「適材適所」という四字熟語がある。人は、能力や性格に合った仕事を与えられることで最大限のパフォーマンスを発揮する、の意を表わした言葉だ。確かに、自分に合った仕事が与えられれば、パフォーマンスは向上するだろう。しかし、これは“個”で見た場合の…