斜め45度からの理説

どこにも転がっていない理論や方法論を語ります。

大人の感性を育てる方法

「子どもは、大人より感性が良い」とする説は、脳科学的には間違い。大人になるほど感性は育まれる。なぜなら、感性とは情報量だから。詳しくはこちらのページで解説している。 感性を日常的に鍛える方法がある。それは、“小さな物事に意識を傾ける”だ。別言…

自分と、自分の人生の変化を楽しむ

成長よりも変化を好む。私はおそらく、そういう人間だ。「成長」は、自己研鑽や修練を惜しまず、能力や知識、人間力の向上に励む、尊い行いである。やがてそれは、人生に充実感や達成感を与えてくれるだろう。「変化」は、それとは趣が違う。既知や既存の能…

アイディアが生まれ、考えがまとまるノート術

世の中には、様々なノート術がある。先日も書店に寄った際、ノート術コーナーが目に留まった。数冊立ち読みで、さらりと目を通してみたが、どれも個性に富んでいて面白い。 どの書籍にも、提唱しているノート術の事例やサンプルが載っている。文字も図形もイ…

言葉との出合いが人生を変える

あなたには、心の支えとなる言葉があるだろうか?世間ではそれを、「座右の銘」や「人生訓」などと言うのかもしれない。私には、今もなお、心に残っている言葉が二つある。今回は、その話をしたい。中学校3年から高校1年までの約1年半、私は空手を習っていた…

目標達成の方法論を、自説と科学で説いてみた

年が明けて7日。年始に目標を立てた人も多いはず。元々私は目標を立てない主義だが、今年は行動目標を立てて一年を過ごしてみることにした。とはいえ、私が立てた行動目標は、3ヶ月先までしかない。一年間の目標ではないのだ。なぜ、一年間の目標にしなかっ…

みんなの責任は、みんなを無責任にする | 傍観者効果の果てに

起業当初、私はある運送会社と契約の話を進めていた。毎回、打ち合わせに来る担当者が違うため、その都度、一から説明しなくてはいけなかった。面倒に感じた私は、運送会社に電話して尋ねてみた。「うちの担当はどなたになりますか?」と。すると窓口からは…

経営者は、データ分析をする前に現場に足を運べ

「何がどれだけ売れた、売れなかった。では、今度は○○商品に力を入れよう」。このようなデータ分析と対策は、ビジネスをしていれば、当たり前のように目にする。データは無機質だ。だが、そのデータを生み出している現場は、無機質ではない。人間が汗水を流…

ポーターやドラッカーが提唱する理論は、役に立たない

マーケティング関連のコンテンツを、私はWEB上で何十と綴ってきた。その中で、有名なマーケティング理論を用いてコンテンツを綴ったことは、ただの一度もない。たとえば、ポーターやドラッカーなどの著名な経営学者が提唱している「3つの戦略」、「SWOT分析…