書籍
正直、迷っていた。すでにKindleUnlimitedには入っているし、そのうえ、AmazonAudibleに加入してコンテンツを消化できるのかと。それに、朗読で本の内容が頭に残るのかも疑わしかった。だが、すべて杞憂だった。Audibleにしてから、皿洗い中や散歩中、就寝前…
今回は、「文章作成」について、ショウペンハウエル氏の言葉を借りながら綴っていきたいと思う。 読書について 他二篇 (岩波文庫) 作者: ショウペンハウエル,Arthur Schopenhauer,斎藤忍随 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 1983/07 メディア: 文庫 購入: …
久々に名著に出合えた。哲学者ショウペンハウエル氏の著書『読書について』だ。本ブログでは2回に分けて本著を紹介していきたいと思う。第一回目は、出版業界についての記述を紹介しよう。 読書について 他二篇 (岩波文庫) 作者: ショウペンハウエル,Arthur …
約2年前から私は、「○○よりも△△」ではなく、「○○も△△も大事」と一見対立する事物を両立するように心がけている。たとえば、「機能性かデザイン性か」ではなく、機能性もデザイン性も両立した商品を目指せばいいと考える。同様に「具体的か抽象的か」ではなく…
年が明けて7日。年始に目標を立てた人も多いはず。元々私は目標を立てない主義だが、今年は行動目標を立てて一年を過ごしてみることにした。とはいえ、私が立てた行動目標は、3ヶ月先までしかない。一年間の目標ではないのだ。なぜ、一年間の目標にしなかっ…
起業当初、私はある運送会社と契約の話を進めていた。毎回、打ち合わせに来る担当者が違うため、その都度、一から説明しなくてはいけなかった。面倒に感じた私は、運送会社に電話して尋ねてみた。「うちの担当はどなたになりますか?」と。すると窓口からは…
「何がどれだけ売れた、売れなかった。では、今度は○○商品に力を入れよう」。このようなデータ分析と対策は、ビジネスをしていれば、当たり前のように目にする。データは無機質だ。だが、そのデータを生み出している現場は、無機質ではない。人間が汗水を流…
マーケティング関連のコンテンツを、私はWEB上で何十と綴ってきた。その中で、有名なマーケティング理論を用いてコンテンツを綴ったことは、ただの一度もない。たとえば、ポーターやドラッカーなどの著名な経営学者が提唱している「3つの戦略」、「SWOT分析…
最近流行りの言葉「ノマド」「フリーランス」「SOHO」が代表するように、企業に属さず個人で働く人が増えてきた。それに伴い、「セルフブランディング」「パーソナルブランディング」といった、個人のブランディングを促す言葉も散見するようになった。私も…
私が提唱するマーケティング理論の一つに、「顧客中心マーケティング」がある。この理論を広く伝えようと、私は自社のWEBサイトを通じて情報発信している。今回、初めて耳にする人もいるかもしれない。改めて本ブログでも「顧客中心マーケティング」について…
良い文章を書くために必要なのは、表現力ではない。論理力である。私は以前からそう考えている。なぜなら、表現力とは「具体的に表す力」「喩える力」であり、どちらも論理力がないと出来ないからだ。つまり、表現力は、論理力が生み出す産物でしかない。文…
紹介したいビジネス書がある。『カンブリア宮殿 村上龍×経済人 人が活きる会社』だ。本書は、テレビ東京が放映している番組『カンブリア宮殿』をまとめたものだ。関連書籍が10冊近くあり、私はそのうち5冊を購入した。中でも、今回紹介する書籍は特に気に入…
ニート問題、就職難、低所得化など、日本経済は暗欝としている。仕事が少なく、たとえ就職できても低賃金だったり、長時間労働を強いられたりする。日本では、「ブラック企業」などという言葉まで生まれた。経済不安を抱えているのは日本だけではない。他の…
コピーライティングには、ビジネスを変える力がある。私はコピーライティングのお陰で人生が変わった。業績不振だった会社を一通のDMが救った。FAXDM一枚で3,000社を超える新規開拓に成功した。どれも、コピーライティングのお陰だ。今では、それらの経験を…
映画『風立ちぬ』を観た。ネタバレなしで、この映画について語りたいと思う。 他の映画から『風立ちぬ』を読む この映画の上映が始まる前、何本かの映画の宣伝が入る。紹介された映画は、『少年H』『永遠の0(ゼロ)』『終焉のエンペラー』など。どれも戦争…